2004年09月28日

【Mann CD 60's】 Memphis Underground / Herbie Mann


Memphis Underground(US盤)
↑Amazon.co.jpで調べる・試聴する・注文する
Memphis Underground(UK盤)
メンフィス・アンダーグラウンド(国内盤)
↑Amazon.co.jpで調べる・注文する

◆『Memphis Underground』Herbie Mann, 1969
Herbie Mann(flute), Roy Ayers(vibes), Larry Coryell(g), Sonny Sharrock(g),
The Memphis rhythm section : Reggie Young(g), Bobby Emmons(org), Bobby Wood(pf), Tommy Cogbill or Mike Leech(Fender bass), Gene Christman(ds),
On 3:Miroslav Vitous(Fender bass), On 5:Roy Ayers(conga drum)
JFBオススメ度:★★★★☆

 Comin' Home Babyと並ぶ、Herbie Mannの人気盤です。ポップなタイトル曲は当時大ヒットしたそうです。ジャズというよりは、インストによるアドリブ中心のR&Bといった演奏です。メンバーもジャズ・ロックやクロス・オーバーといった分野で活躍していたメンバーに加えて、本場メンフィスのリズム・セクションが起用されています。フュージョン以前の泥臭いジャズ・ロックやクロス・オーバーが好きなかたにお薦めです。


 タイトル曲の"Memphis Undergroud"は、C7のコードが延々続く、いわゆる一発もの。シンプルながらも、印象に残るメロディと、fl,g,vibのアドリブがそれぞれ魅力的です。どこまでも続いていきそうなリズムが心地良い名演。この曲をはじめとして、マンのソロはどの曲も絶好調で、歌心たっぷり・Happyでリズミカルなマン節が堪能できます。

 サム&デイブのヒット曲、"Hold on, I'm Comin'"が、このアルバムの山場です。当時マン・グループで活躍していたヴィトウスのベースが加わり、まさに「ノリノリ」の演奏になっています。あらゆるフレーズがポップなマンのフルート、ロック魂が炸裂するコリエルのギター、モダンでクールなエアーズのヴァイブとソロが続きます。そして、最後のソニー・シャーロックのギター・・・やりたい放題で素敵です。音程とかスケールとかそんなものは関係なく、うねうねバリバリぎゅいんぎゅいん。この時代にこの音楽はなかなか斬新だったのではないでしょうか。熱いギター・変わったギターが好きな方は聴いて見てください。

 個人的には最後のリパブリック讃歌がお気に入りです。日本では「権兵衛さんの赤ちゃんが風邪ひいた〜」などの歌詞で知られている曲です。それまでの四曲とはうってかわって厳かな雰囲気で始まり、徐々に盛りあがり、また静かに終わります。太陽や月がのぼり、沈む、あるいは潮の干満、そういった雄大な時の流れが感じられ、聴いた後には、清々しい気持ちになれます。

【曲目】
1.Memphis Underground / Herbie Mann 7:07
2.New Orleans / Frank J.Guida & Joseph F.Royster 2:07
3.Hold On, I'm Comin' / Issac Hayes & David Porter 8:52
4.Chain Of Fools / Don Covay 10:42
5.Battle Hymn Of The Republic / Traditional,arranged by Herbie Mann 7:12

jazzflute at 13:00 │Comments(0)TrackBack(0)この記事をクリップ!Herbie Mann 60's 

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字