2005年05月14日
【Mann CD 60's】 Concerto Grosso in D Blues / Herbie Mann

Mann: Concerto Grosso in D Blues(US盤)
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◆『Concerto Grosso in D Blues』Herbie Mann, 1969
Herbie Mann(flute), Roy Ayers(vibes), Sonny Sharrock(g), Ron Carter(b), Bruno Carr(ds)
With Symphonic Orchestra Conducted by William Fischer
Produced by Nesuhi Ertegun
JFBオススメ度:★★★☆☆
マンのバンドと、オーケストラが共演した、ジャズとクラシックのフュージョンです。タイトル曲は80名に及ぶ交響楽団が参加した、30分近くの大作です。残り三曲は、ブラス・アンサンブルあるいはストリングス・アンサンブルを加えた編成です。いずれの曲もクラシック・ジャズの両方に活躍したWilliam Ficherによる見事なアレンジが聴かれます。
タイトル曲では、バンド・メンバーのソロスペースも設けられ、さらに各ソロに合わせて、コンダクターのFischerがバッキングを選ぶなど、様々に工夫がされているようです。その甲斐あって、オーケストラが単なる伴奏に回ってしまい、バンドが浮くという、この手の音楽にありがちな失敗を回避できています。ジャズの作品としても十分聴き応えのある曲でしょう。各メンバーの持ち味を生かしたソロで盛り上がり、最後に荘厳なオーケストラが入ってくる部分は迫力満点です。
タイトル曲以外では、マンが息子たちに捧げた、My Little Onesがお勧めです。ストリングスをバックに、フルートが哀愁漂うメロディーを吹き、Roy Ayersのバイブが彩りを加える、幻想的な曲です。ソニー・シャーロックのフリーなギターが聴きたい方にはWailing Wallもおすすめです。何か民族楽器を模したかのように、単音連打を貴重とした、奇怪なソロを弾いています。
オーケストラは、Radio Free Berlin,the RIAS network,Berlin Symphony Orchestraの精鋭が集められているようです。また、曲によっては、Benny Bailey,Carmell Jones,Leo Wright,Ake Perssonなどのジャズ・ミュージシャンも参加しているとの記載があります。
クラシックとジャズの融合というと、お洒落な癒し系の作品が多いですが、
この作品は、そういったものではないので、好みが分かれると思います。バンドのインプロヴィゼイション部分はかなりアバンギャルドな展開なので、心構えをして聴かないと疲れます。
ハービー・マン・ファンで、現代音楽やクラシック、フリー・ジャズにも興味がある方にはお勧めです。何でもいいから変わったものを聴いてみたい、という方にもどうぞ。
【曲目】
1.Concerto Grosso in D Blues / Mann,Fischer 28:16
Quintet with Symphonic Orchestra (Hans Arlt,concertmaster)
2.Sense of No Return / Fischer 5:13
Quintet with Brass Ensemble
3.Wailing Wall / Mann 9:46
Quintet with double String Quartet
4.My Little Ones / Mann / 7:09
Quintet with double String Quartet
タイトル曲以外では、マンが息子たちに捧げた、My Little Onesがお勧めです。ストリングスをバックに、フルートが哀愁漂うメロディーを吹き、Roy Ayersのバイブが彩りを加える、幻想的な曲です。ソニー・シャーロックのフリーなギターが聴きたい方にはWailing Wallもおすすめです。何か民族楽器を模したかのように、単音連打を貴重とした、奇怪なソロを弾いています。
オーケストラは、Radio Free Berlin,the RIAS network,Berlin Symphony Orchestraの精鋭が集められているようです。また、曲によっては、Benny Bailey,Carmell Jones,Leo Wright,Ake Perssonなどのジャズ・ミュージシャンも参加しているとの記載があります。
クラシックとジャズの融合というと、お洒落な癒し系の作品が多いですが、
この作品は、そういったものではないので、好みが分かれると思います。バンドのインプロヴィゼイション部分はかなりアバンギャルドな展開なので、心構えをして聴かないと疲れます。
ハービー・マン・ファンで、現代音楽やクラシック、フリー・ジャズにも興味がある方にはお勧めです。何でもいいから変わったものを聴いてみたい、という方にもどうぞ。
【曲目】
1.Concerto Grosso in D Blues / Mann,Fischer 28:16
Quintet with Symphonic Orchestra (Hans Arlt,concertmaster)
2.Sense of No Return / Fischer 5:13
Quintet with Brass Ensemble
3.Wailing Wall / Mann 9:46
Quintet with double String Quartet
4.My Little Ones / Mann / 7:09
Quintet with double String Quartet

